小柴昌俊氏ニュートリノ理論の誤謬を論証せり!第10回スミルノフ物理学講座:Dr佐野千遥
ロシア科学アカデミー・スミルノフ物理学派論文審査員:ドクター佐野千遥
3月27日の第10回スミルノフ物理学講座に御参加御希望の方は、カタカムナ社のHP
http://katakamuna.jp/
より、事前にチケットを御入手下さい。
任意の外国語をネーティブに肉薄する敏捷性と精度で聞き取り喋る能力を獲得したい方なら誰でも参加できる「即聞即答訓練準備講座」は3月中旬の予定が延期されて、3月28日(金)午後2時~4時半、水道橋で開催となり、間もなく玉蔵さんがそれをカタカムナ社HPに公示しますので、事前にチケットを御入手下さい。それに参加する為に必要な準備作業の手順は、それまでに私がこのアメーバ・ブログで皆さんにお知らせ致します。
3月27日(金)水道橋、第10回スミルノフ物理学講座のメイン・テーマは
“2 小柴昌俊氏ニュートリノ理論の誤謬を暴く!”
(1は 地球人スミルノフ物理学派によるUFO物理学理論の全面展開!)
の一部を抜粋して以下に公示します。。
元素の生成、星の生成(ビッグバング理論と小柴昌俊氏批判)
「正統派」現代物理学は、エントロピー単調増大哲学と熱力学とからエネルギーが集中した場所は必ず高温である、との思い込みに基づき、宇宙の初めはエネルギーが極度に集中した超高温、超高圧の1点の爆発から始まったとする誤れる“ビッグバング理論”を必然的に導いた分けだが、この爆発直後からの物質元素の生成を超高温下で論じてしまっている。その結果、エネルギーが極度に集中しているにも拘らず現実には極低温の原子核内を超高温の前提で論じる本末転倒の誤りに陥っている。
小柴昌俊氏は原子核内が負の誘電率になっている(京都大学も“奇妙な媒質「負の誘電率をもつ電子ガス」は実在する”2012-7-22
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2007/070222/ にあるように負の誘電率の実在を認めた)から、電流が流れても熱が出ずに極低温となっている点を全く知らない(そもそも「負の誘電率」が存在する事を知らない)ため、「正統派」現代物理学者の小柴昌俊氏も疑いに漏れず原子核の中と元素の生成をビッグバング理論に則って超高温で論じる本末転倒を遣って退けてしまっている。
原子核内は極低温だから、単極磁場を生成する事により双極磁場の異方性を消す正4面体メービウス構造の原子核を持ったヘリウムの粘性0の超流動が起こるのだが、小柴昌俊氏はこの点も全く知らず(推論能力を持たず)、更には、質量数4(つまりヘリウム原子核)から、質量数5、8が出来にくいという事を、高温熱力学的に確率論として説明しようという誤りに陥っている。
スミルノフ学派は質量数5、8が出来にくい理由を次のように説明する事が出来る。質量数4の4つの核子がメービウス構造の正4面体の4辺を構成するヘリウム原子核から、次に有意義な構造を創ろうとするなら、当然、質量数5を飛ばして質量数6の6つの核子が完全反磁性・ゼロ磁場を保証するトポロジカル超伝導回路の構造を成すLiリチウムへと進むのは当然である。又、質量数8の8つの核子で原子核を構成しようとするのなら、ヘリウムの左捩じれメービウス正4面体構造と右捩じれメービウス正4面体構造とが同居する構造の原子核を組み立てねばならなくなるが、それでも一筆書きでは不可能であるから理不尽となる。これがヘリウム原子核を2つ組み合わせた質量数8のBeベリリウムが「ベリリウムの安定同位体は恒星の元素合成においては生成されず、宇宙線による核破砕によって炭素や窒素などのより重い元素から生成される。」(wiki ベリリウム)原因である。
誤れる“ビッグバング理論”に依拠した小柴昌俊氏はその著「ニュートリノ天体物理学入門」(講談社 BLUE BACKS)で
“ヘリウムより重い元素は一体どうやってできたのでしょうか?... ヘリウムを2つくっつけたベリリウム8は不安定ですが、何らかの方法でヘリウムをいっぺんに3つくっつけることができたとします。”(前掲書 92頁)
“それではそういう事がどういう場所で起こり得るかというと、2つがお互いにぶつかるのも、密度が薄いところではあまり起きませんから、3つが同時にぶつかり合うのは、よほど密度の大きいところでなければ起こり得ないはずです。”(前掲書 92~93頁)
のように誤れる“ビッグバング理論”に則り「正統派」現代熱力学の高温下のゴマ磨り論を展開し始める。
“それと同時に、ヘリウムの原子核はプラス2の電荷を持っていますから、プラス2とプラス2の電荷がくっつこうとすると、どうしても電気的な反発力があります。”(前掲書 93頁)
負の誘電率(実在する負の誘電率の場ではプラスとプラスの電荷は互いに引き合うにも拘らず)の存在を無視する「正統派」現代熱力学的な小柴昌俊氏の思考法では、“どうしても”生じる“電気的な反発力”を“乗り越える”為に、更なる「正統派」現代熱力学的ゴマ磨り論の捏造へと陥って行く。
しかも核子と核子とが実際に結びつくのは電気の力ではなく単極磁気・重力に依っている(第7回スミルノフ物理学講座参照)のだから、小柴昌俊氏の推論は二重、三重の意味で有らぬ方へ向いた誤りとなる。
小柴氏からの引用を続けよう。
“それを乗り越えるためには、お互いのヘリウムの原子核が相当な勢いで飛び回っている必要があります。つまり温度が非常に高くなければなりません。”(前掲書 93頁)
温度が高くなると「転がり(自転)速度」(物質の内部エネルギー)は速くなるが、直線速度は実は遅くなる初歩的な事実も、ノーベル賞受賞物理学者の小柴昌俊氏は知らない。
“そういう条件を満たしている場所で、すぐ考え付くのは、星の中はどうだろうということになります。”(前掲書 93頁)
星とは全て地磁気を持っており、磁気とはキューリー温度以上では消滅するのだから、星の中が「正統派」現代宇宙物理学派が言うように高温であったなら、星は地磁気を持つ事ができないとの矛盾に至るので、星の中は高温ではない、と私は正しくも第4回スミルノフ物理学講座で論じた。
キューリー温度の問題も無視した小柴昌俊氏は、劃して誤れる“ビッグバング理論”に全面的にのめり込んだ論を展開することとなる。
小柴氏は
“何らかの方法でヘリウムをいっぺんに3つくっつけることができたとします。その結果は炭素12という原子核になって、これは安定です。”(前掲書 92頁)
のように、構造上炭素原子が何故“安定”であるかを論じる事を知らず、出来るのが炭素原子なのだから“安定です。”と普遍論無しに言っただけで逃げてしまっている。又、彼の言うように、質量数4と質量数4とが偶発的にくっ付いて質量数8の元素ができたなら、何故その原子は先に私・佐野千遥が論じて描いた図3のような構造を成すのかを全く言及する事すらできない。実際にはその質量数8の原子核が私・佐野千遥が論じて描いた図3のような構造を成すから、カーボン・ナノチューブが“トポロジカル超伝導”を呈する(理研の小崎昭氏の論文参照
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/publications/news/2010/rn201007.pdf 5頁~)のである。
小柴昌俊氏は“ビッグバング論者”の遣る好き勝手な憶測を使って
“宇宙のごく初期のころは、恐らく陽子とヘリウムと、それに付随する電子が存在していたと思われます。陽子とヘリウムがどのくらいの割合であったかというと、大体ヘリウムが25パーセントくらいと考えられます。...とにかく...大体4分の1くらいのヘリウムを含んだ水素のガスが満ち満ちていた、そういうところから出発しましょう。”(前掲書 94頁)
“..星の間の空間とか宇宙空間のような、非常に広い空間を考えて、そこにガス体がいつも一様に満ち満ちている...ある場所である時には密度が高くなって、それがまた低くなってというふうに、...フラフラと動いている...”(前掲書 94頁)
この憶測には如何なる根拠も無い。
“ある瞬間に、その密度の増え方が或る程度以上になると、そのところは物質がほかより余計に集まったのだから重力が強くなります。そうすると強くなった重力で、もっと沢山の物質をまわりから引き寄せようとするでしょう。すると、密度はまた大きくなり、より遠くのものまでも引っ張り寄せることとなります。
恐らく星の誕生は、そういう格好で始まったのだろうと考えられています。”(前掲書 94頁)
小柴昌俊氏のこの質量集中の論は、彼が先に全面的に依拠した“膨張[拡散]宇宙論”“ビッグバング理論”と完全に自己矛盾している。実際、数学的にいい加減であるビッグバング論者達も、元素の生成・星の生成について、小柴氏がここで遣ったのと同じゴマ磨り論を展開しているのだが、“ビッグバング理論”による元素の生成論は
“1940年代、ガモフとその共同研究者たちは、熱核反応によって創世が起きたとする説明の細部を詳細に描く論文をいくつも執筆した。だが、この説明図式がうまくゆかなかった。原子核のなかには非常に不安定なものがあり、再融合する前にバラバラになり、彼が求めていた、元素へと組成する連鎖が途中で途切れてしまうのだった”(wiki ビッグバング)
にも有る様に、「正統派」現代物理学会に於いてすら、承認されていない。
又、極低温に近い真空宇宙空間に漂っているガス分子が偶然寄り集まって高温な星を成す事は、彼等が信奉するエントロピー単調増大法則を後ろ向きに適用しても論証不可能である。
密閉した容器の中の気体についての熱力学のボイル・シャルルの法則
PV/T=R (Pは圧力、Vは体積、Tは温度、Rはガス定数)
によっても、体積Vが小さくなった時に、圧力Pがそれ以上に大きくなる保証は無く、ましてや密閉されていない開いた宇宙空間で体積Vが小さくなった時に、圧力Pがそれ以上に大きくなる事は有り得ず、極低温に近い真空宇宙空間で温度Tが高温化する事は有り得ない。エントロピー単調増大法則を後ろ向きに適用して圧力Pが体積の減少以上に大きくならない危険を避けようとしても、減少以上に大きくならない確率が99.9999999…%となってしまうために、このような確率論的“星の誕生”論を学説的に纏める事は絶対に出来ないのである。
散らかった分子を引きつけて一所に集める事ができるのは、既に存在する質量を持った星だけであり、そのような質量を持った星を無い所から出現させる芸当は、確率論をどんなに逆立ちさせて適用しても無理である。
即ち、先に引用した小柴昌俊氏の元素生成論・星の生成論も如何なる根拠も無い完全なる空中楼閣である事が、ここに論証された。
“主系列の星”が“...光り続けるためのなにか別のエネルギー源が必要ですが、それは何だろう。”
この質問にスミルノフ学派としてお答えしよう。全ての星は中心にS極単極磁力子を持っており、自転の減速により万有引力が作動するにつれて質量の元であるS極系エーテル繊維を吸い込んでいるが、内部が負の誘電率かつ負の透磁率となっているために屈折率が負と成り、反射率が100%以上となっており、即に太陽のような透明なガスで出来た主系列の星は特に内部が強く負の誘電率かつ負の透磁率となっているために屈折率が負と成り、反射率が大きく100%以上となるために、内部から強力なる発光とエネルギー放出が起こるのである。
小柴昌俊氏は
“...究極的には陽子が4個、そのうちの2つは...中性子に変わって、...陽子2個と中性子2個になってヘリウムの原子核を作ります。...その反応によってヘリウム原子核の結合エネルギーに相当する核融合エネルギーが得られます。”(前掲書 96頁)
として、これで星の生成とエネルギー代謝を全て論じつくしたつもりでいるが、実はノーベル賞受賞物理学者の小柴昌俊氏は根本的認識違いをしている。例えば我々の太陽の場合、その惑星は随分昔から太陽の周りを廻っているのだが、若し太陽が小柴昌俊氏や「正統派」現代物理学者達が言うように、その永年に渡り光エネルギーを放出し、相当な質量を持ったヘリウム原子核を大量に宇宙線として放出し、質量を持つニュートリノを放出し続けて来ているのならば、E=mc^2のエネルギー/質量の変換公式に基づき、太陽は多大な質量をその間に失っていなければならない。惑星が太陽の周りを廻るのは
F=G Mm/r^2
のように太陽の質量Mによって決まる重力Fで引かれているからで、太陽の質量が減ったなら各惑星を引き付ける引力が弱くなり、惑星は繋ぎとめられなくなり飛び去らねばならない。しかし現実に惑星が飛び去っていないという事は、太陽は質量を維持しており、失ったエネルギー・質量と等量のエネルギー・質量が補充されていなければならないのである。
この重大問題を不問に付している小柴昌俊氏の論と、ビッグバング理論、「正統派」現代物理学はここに来て全面的に瓦解せざるを得なくなった。
3月27日の第10回スミルノフ物理学講座に御参加御希望の方は、カタカムナ社のHP
http://katakamuna.jp/
より、事前にチケットを御入手下さい。
↧
小柴昌俊氏ニュートリノ理論の誤謬を論証せり!!!第10回スミルノフ物理学講座:Dr佐野千遥
↧